機動戦艦ナデシコ REVISION

 

主人公

カゲヤマ・カズヒロ

エステバリス(ホワイト)のパイロット。21歳。火星で生まれ、大学入学を期に地球に移住した。地球連合大学ではユリカとジュンの一年先輩。本来ならエリートコースまっしぐらの所を、大学入学後一年も経たずに自主退学。IFS処理をすでに火星で施されていた為、そのままパイロットとなる。ネルガルの「スキャパレリプロジェクト」において一番最初に選ばれた人間の一人で、学生時代に自分で調べた記録から立てたある推論の真偽を確かめる為にナデシコに乗船する。
人格、性格ともにクルーの中ではいたって普通。戦闘では常に冷静で、普段もクールに見えるが実は結構マイペースで気さくな人。在学中の短い期間ながら成績は常に優秀だった大学をあっさり辞めてしまったり、先着していたので暇だったという理由でウリバタケと共謀してエステバリスを自分用に改造してしまったり、射撃系の武器を一切持たない事で機動性を極限まで高めたりとやる事はかなり突飛だが、それも計算高さ故。白兵戦もスペシャリストで、長めのナイフ(普段は特殊警棒)で素早く立ち回るその動きはエステバリスを降りても相変わらず。肩甲骨あたりまで伸びた黒く長い髪を襟足で束ね、普段はウリバタケと同じジャケットの色違い(ダークグレー)を着ている。

 

 

イツキ・カザマ

連合宇宙軍のパイロット。ナデシコ発進の際の木星蜥蜴襲来に駆けつけたのだが、なすすべなく落とされる。ジョロにとどめを刺されかけたところをカズヒロに救われ、そのまま成り行きでナデシコに乗船。以後ネルガルに雇用され、リョーコが引っ張ってきたエステバリス(モスグリーン)のパイロットとなる。
性格は基本的には生真面目だが融通が利かないわけでもなく、歳相応の普通の女の子。誰にでも敬語で話すが、別に線を引いているわけではなく、育ちのよさとクセのようなもの。自分を助けたカズヒロを尊敬していると自分では思っているのだが、実際は尊敬というよりも完全な一目惚れ。
(彼女はナデシコ本編でアキトの代わりの補充要員となったあの不遇の美少女パイロットです)

 

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